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開発日記から国家リストは作られています。のでリストはまだ不完全です。 →建国可能な国家については建国

ゲーム開始時に都市ローマは既に450歳になっているが、長い間大国ではなかった。過去40年にローマは急速に成長し、まずラティウム同盟(the Latin League)の土地を統一し、その後かつてのサムニウム人同盟者を滅ぼして拡張した。

この頃終結した第二次サムニウム戦争により、ローマはラティウムの地方勢力から拡大し、中央アペニン山脈を挟んで反対側のアドリア海沿岸をも領有する大国となった。

この時期に共和政ローマはその制度や政治体制を小さな都市から拡大する帝国の中心となるように変革してダイナミックな発展を遂げていた。

  • Rome:過去40年で中部イタリアの支配的勢力に成長したイタリアの独立都市国家。サムニウム人とエトルリア人を下して多くの新たな従属国を獲得し、カルタゴ、ロードス、エピロスといった遠方の国家に注意を向けている。
  • Samnium:サムニウム人の同盟国家。かつてはローマの同盟国だったが、直近では第二次サムニウム戦争で敗れて以来の宿敵となっている。多くの砦を支配してイタリア中部から南部を分断している。強力なローマの出現によって、彼らはエトルリア、カルタゴ、シラクサといった外国に味方を探している。
  • Etruria:エトルリア人の部族同盟国家。かつては中部イタリアの支配的勢力で、ローマその他多くの国家の宗主国だったが、今ではその勢力は限定的となっている。
  • Sipontum:アドリア海沿岸にある小さなギリシャ人の都市国家。
  • Frentani:アドリア海沿岸にあるサベリア人部族王国。Frentaniは東方のローマ植民市とローマ本国との間のアペニン山脈を経由する極めて重要な交通路を支配している。
  • Nuceria:第二次サムニウム戦争でローマと戦ったサベリア人の財産政治共和国。しかしこの小国はローマに永遠の忠誠を誓い、ローマの従属国となることと引き換えに、いかなる報復も受けていない。
  • Peligni:アペニン山脈にある中規模の部族王国。第二次サムニウム戦争でローマの従属国となるために和平を求めた。
  • Marsia:フチーノ湖沿岸にある部族王国。かつてはサムニウム人の同盟国だったが、第二次サムニウム戦争でローマの従属国となった。
  • Sabinia:エトルリアとローマの国境にある不安定な小部族王国。ローマとの関係は険悪だったが、近年の戦勝によってローマ人入植者はサビニ人の土地にさらなる関心を持っている。
  • Picentia:ドリア海沿岸にある部族王国。
  • Umbria:アペニン山脈の貴族共和国。エトルリア人の長年の敵であり、サムニウム人と友好関係にあり、Picentiaの同盟者。
  • Ancona:シラクサ人入植者によって建設されたギリシャ人の都市国家。その経済は染料の輸出を基盤としている。アドリア海におけるシラクサ人のプレゼンスにより衰退するAnconaは、自然とより強力な部族国家に囲まれるようになった。

    シチリアは地中海でもっとも偉大で豊かな島だ。南部イタリアと同様にギリシャ人が多いが、北部イタリアと異なり価値ある鉱山と素晴らしい農地がある。

紀元前304年のシチリアはカルタゴとシラクサによって分割されている。シラクサは僭主アガトクレスによって統治されている。彼は卑しい生まれから僭主となった人物で、兵士から傭兵、そしてシラクサでもっとも偉大な都市の指導者となった。

アガトクレスの政権獲得は多くの点でカルタゴのおかげと考えられる。カルタゴは自国軍を使ってアガトクレスを支援し、シチリアのみならずコルシカ、サルデーニャの覇権をも争うこのギリシャ人都市を不安定化させようとした。

アガトクレスが政権に就き、敵対者が弱体化するやいなや、彼はそれまでの協力者を攻撃した。シラクサとカルタゴの戦争は8年に及んだ。より強大なはずのカルタゴが現代のチュニジアにあたる地方を焼かれ、その軍司令官が斬首されたこともあった。

にもかかわらず、紀元前306年に和平が締結されたときには、おおよそ現状維持となった。これは不安定な平和だった。カルタゴではかつてのアガトクレスのように、野心的な将軍が僭主となる機会をうかがっていた。しかしアガトクレスは政敵を虐殺できたが、ボミルカルは支持者に見捨てられて磔刑となった。

紀元前304年になり、アレクサンドロス大王の将軍たちが自ら王を宣言して争いを始めた。カルタゴとの和平条約があったにもかかわらず、アガトクレスも同様に王を名乗った。

  • Syracuse:シチリアのギリシャ人王国で、一時はシチリア島のほとんどを支配していた。かつてはイタリア南部の多くの国家の宗主国だった。
  • Siculia:シチリア島でもっとも弱い国家で、この小さな部族国家はシラクサにもカルタゴにも属さないさまざまな都市を表現している。人口のほとんどはシケル人やギリシャ人だ。
  • Carthage:カルタゴはシチリア島に本拠がある国家ではなく、詳細は今後の開発日記で述べる。カルタゴ領シチリアの人口はカルタゴ人、先住民のシケル人、ギリシャ人からなる。

スタート時点では、南部イタリアは区分された地方だ。「マグナ・グラエキア」としても知られるこの地方は、多くのギリシャ人都市国家があり、その多くはかつての故郷と、あるいは大きなヘレニズム勢力であるシラクサのつながりを持っていた。

多くのギリシャ人都市は、かつてはイタリオテス同盟(Italiote League)を組んで協調していたが、多くの紛争でこの協調体制は崩壊した。

史実ではシラクサがこの地域の支配的勢力だったが、この頃にはエピロス、ローマ、サムニウム人、さらにはスパルタすらもこの地域の政治に干渉している。

北で第二次サムニウム戦争が終結したことは波紋を広げ、一部の大国はローマに対する防衛を志向し、また一部の国はローマの保護を求めようとしている。

  • Tarentum:小さいが権勢のあるギリシャ人都市国家で、今はなきイタリオテス同盟の盟主だった。Tarentumは頻繁にサムニウム人と同盟を結び、ときにはローマの敵となった。ローマの興隆を恐れてサムニウム人はシラクサのアガトクレスを支援するようになったが、Tarentumはローマとシラクサの侵略を同じように考えて他の友好国を探し、スパルタ、エピロス、そしてかつての敵国Messapiaも新たな同盟国とした。
  • Lucania:部族王国で、Lucanian Leagueを表現する地域大国。Tarentumとサムニウム人の敵であり、少なくとも今はローマの同盟国だ。
  • Messapia:イタリアのブーツのヒールにあるメッサピア人の部族王国。史実ではTarentumと頻繁に対立したが、今では同盟関係にある。
  • Apulia:メッサピア人の部族王国で、メッサピアと同盟している。
  • Bruttia:イタリアの爪先にある部族王国。近隣のギリシャ人都市の多くに影響力を持ち、この地域へのシラクサの拡張に対する盾となっている。
  • Croton:古いギリシャ人都市国家だが、Bruttiaからの独立は不安定だ。Metapontum、Herakleiaと防衛連盟(defensive league)を組んでいる。
  • Metapontum:タラント湾のギリシャ人都市国家。Herakleia、Crotonと防衛連盟を組んでいる。
  • Hipponion:ギリシャ人都市国家で、Bruttiaの進貢国。伝統的にCrotonとは宿敵関係にあり、頻繁にシラクサの影響下にあった。
  • Locri:ギリシャ人の財産政治共和国。シラクサの従属国。
  • Rhegium:かつてはマグナ・グラエキアで勢力を持っていた財産政治共和国。シラクサの従属国。
  • Thuria:非常に多様なギリシャ人住民を抱える小さく弱いギリシャ人都市国家。Bruttiaの進貢国。
  • Herakleia:小さなギリシャ人都市国家で、TarentumとLucaniaに囲まれている。HerakleiaはCroton、Metapontumと防衛連盟を組んでいるが、大きな隣国に接近する可能性が高い。

紀元前304年のイタリア北部の盆地はケルト人、レポント人などの部族に支配されている。こうした部族の多くは紀元前4世紀初めにこの地域に移住してきている。このとき、部族民はずっと南のローマまで到達し、ローマを略奪した。

しかし、一時的な略奪や傭兵を除いて、この地域はイタリア中南部と一体化していなかった。この地域のほとんどの国家は拡大するローマをまだ脅威と見ていなかった。

  • Boii:現在のボローニャ周辺に位置する部族王国。他の多くの部族同様、彼らもアルプスを越えてイタリアに移住してきたが、その正確な出自はわからない。
  • Veneti:現在のヴェネト地方に位置する、ケルト人の影響を受けたイタリアの人々。
  • Lingones:ガリアからポー川の三角州に移住した小部族。
  • Cenomanni:ポー川沿いの部族王国。
  • Insubria:現在のミラノ周辺に位置するケルト人部族。レポント人がもっとも多く、Tauriniと敵対している。
  • Taurinia:西アルプスのケルト人部族。Insubresと敵対している。
  • Senonii:ガリアから来たケルト人小部族。ラティウム、エトルリアを襲撃し、ローマを略奪した。
  • Friniati:エトルリアとBoiの間にあるアペニン山脈北部の山岳部族王国。
  • Genuates:荒涼たるリグーリア海岸の部族王国。イタリアに入るルートのひとつを守っているが、アルプスを通る道よりも超えるのが難しいと考えられていた。

    紀元前334年、マケドニアのアレクサンドロスはヘレスポントスを渡り、アケメネス朝ペルシャに侵攻した。アレクサンドロスはペルシャ全体を征服し、まもなく西はギリシャ・エジプト、東はインダス川・フェルガナ盆地まで版図を広げた。

しかし紀元前323年、アレクサンドロスはバビロンにて、32歳にして突如世を去った。バビロンにいた将軍たちの討議の後、アレクサンドロスの後継者が成人することを見越して彼らの間で帝国の分割を進めた。直後から将軍たちは敵対し、紛争はアレクサンドロスの征服行よりも長く続いた。

紀元前304年時点でもこの争いは依然として続いており、勢力としてはマケドニアのカッサンドロス、トラキアのリュシマコス、フリギアのアンティゴノス、エジプトのプトレマイオス、ペルシャのセレウコスが残っている。血筋によって帝国を継承できる者たちは既に亡く、そのために残っている将軍たちは王を自称した。

アレクサンドロスが亡くなったとき、マケドニアとギリシャ諸都市は最年長にしてもっとも熟練した将軍であるアンティパトロスに委ねられた。数年後、アンティパトロスは摂政とされ、帝国の後継者たち、すなわちアレクサンドロスの子、アレクサンドロス4世とピリッポス3世を任された。

アンティパトロスは紀元前319年にマケドニアの統治をポリュペルコンに移譲した。アンティパトロスの長男であり、アレクサンドロスの征服行にも参加したカッサンドロスは、これを自身の野望に対する脅威と捉え、アンティパトロスの敵と結んだ。カッサンドロスは最終的に力でギリシャとマケドニアを奪い取った。

  • Macedon:アレクサンドロス大王の出身国家で、現在はアンティパトロス朝のカッサンドロスが統治している。近年ではアンティパトロス朝のもとで繁栄してきた。カッサンドロスは開始年の前にアレクサンドロスの最後の後継者の殺害を命じており、これはギリシャ諸都市ではすこぶる評判が悪かったが、他のディアドコイからはほとんど反対されなかった。
  • Epirus:より正確にはEpirote League(エピロス連合)だ。新たに選ばれた王であるアイアコス朝のピュロスによって統治されている。ピュロスはまだ若いが、やがて傭兵として名を挙げることとなる。彼は自分がアレクサンドロスの帝国の正統な請求権を持っていると考えていた。エピロスはどことも同盟を結んでいない状態で始まるが、拡張の機会は多くある。
  • Thrace:アレクサンドロス戦争を戦った熟練の将軍だが、これまでに触れた他の人物ほどの影響力はなかったリュシマコスの領地。トラキアはマケドニアと同盟してフリギアのアンティゴノス朝と対峙しているが、トラキアのわずかな軍事力は北部とトラキア内陸部の多くの部族から自国を守ることに費やされている。また、トラキアはOdrysiaを属国としている。
  • Odrysia:トラキアの部族王国で、リュシマコスの国の北に位置する。厳密に言えばリュシマコスの従属国だが、頻繁に反抗的な敵となった。トラキアの属国としてスタートする。
  • Taulantia:アレクサンドロス、アンティパトロス、カッサンドロスと戦った著名な王に統治されていた、エピロスの北の王国。カッサンドロスが彼と彼の母の殺害を望んだときに、彼らはピュロスに逃れた。同盟国がいない状態で始まる。
  • Cavi:イリュリアにおけるTaulantiaの属国である、小さな部族国家。
  • Paeonia:上マケドニアの部族王国。マケドニアのアルゲアス朝の分家により建国された。マケドニアの属国としてスタートする。

ギリシャはアレクサンドロスの帝国の中心部から遠く離れているが、ディアドコイ戦争の中心地だった。ヘレニズム世界の王にとってはギリシャ諸都市が政治的中心だった。また、ギリシャ諸都市は大きな商業的利益を持ち、ディアドコイの軍を拡大する人的資源の源泉でもあった。

カッサンドロスのギリシャ戦略は各都市に駐屯部隊を置き、アテネやコリントスの大要塞のような要所を任せた。この戦略はギリシャ諸都市には非常に不人気だったが、この地域のさまざまな勢力に対する支配を安定させた。

ゲームスタート時点で、アンティゴノスの子でフリギアの共同王であるデメトリオスは中部ギリシャにあるマケドニアのハルキスの要塞に大軍を配置していた。彼はギリシャ諸都市の自由を約束し、多くの都市がマケドニアに対する忠誠を撤回してデメトリオスについた。カッサンドロスと彼の軍は素早く北に逃れ、デメトリオスはアテネとボイオーティアの支配を固めた。冬が近づいて積極的な敵対行為は休止したが、これが続くと考えるものはいない。

  • Athens:ギリシャ世界でおそらくもっとも栄光ある都市。プラトンによって創設されたアカデメイアが存在し、カッサンドロスの統治の下、僭主ファレロンのデメトリオスによって統治されていた。スタート時にアテネはこの僭主から解放され、アンティゴノス朝の王デメトリオス・ポリオルケテスを全ギリシャの解放者として歓迎した。この関係は時間とともに悪化したが、スタート時点ではアテネはアンティゴノス朝に接近している。アテネは民主共和国でフリギアの従属国としてスタートする。
  • Thebes:かつてはボイオーティア連合の盟主だったThebesは、アレクサンドロス大王のギリシャ征服の際に破壊された。カッサンドロスはアレクサンドロス大王から距離を置くかのように、Thebes復興に相当な資金を投じ、マケドニアの忠実な同盟国とした。Thebesはマケドニアの従属国としてスタートする。
  • Boeotia:ボイオーティア連合(Boeotian League)を表現する国家。デメトリオス・ポリオルケテスがカルキスに上陸するとすぐにボイオーティア連合アンティゴノス朝フリギアに鞍替えした。フリギアの同盟国としてスタートする。
  • Aetolia:アエトリア同盟(league of Aetolia)を表現する小国。頻繁にアンティゴノス朝フリギアに接近している。スタート時にはデメトリオス・ポリオルケテスと同盟している。
  • Euboea:Euboean league(エウボイア連合?)を表現しており、都市ハルキスを除いてエウボイア島全土を支配している。フリギアの従属国としてスタートする。
  • Akarnania:ギリシャ西部のアカルナニア連合(the league of Akarnania)を表現した小さな国家。マケドニアとエピロスの国境に位置し、生き残るためにより強力な庇護者を頼る必要がある。マケドニアの従属国としてスタートする。
  • Megara:アテネとコリントスの間の小国。哲学・論理学のメガラ学派の本拠。デメトリオスがアテネを解放したときにフリギア側についた。フリギアの従属国としてスタートする。

南部ギリシャの山がちな半島には多くの小さな都市国家がある。マケドニアの支配はまだ記憶に新しいが、先の戦争でアンティゴノス朝によってほぼ完全に解放された。この地域を任されたアンティゴノス朝の将軍であるポリュペルコンは、最近になってカッサンドロスのもとから逃れてきた。

ペロポネソス半島の都市はポリュペルコンが去った後も大部分が独立したままであり、部隊は駐屯していない。北からの半島の入口にあるコリントスとその大要塞アクロコリントスは依然としてカッサンドロスの手の中にある。

  • Sparta:ペロポネソス半島で最大にしてもっとも誉れ高い国家がスパルタだ。この王国は絶頂期をとうに過ぎ、かなり以前からこの地域で指導的立場を果たしていない。それにもかかわらず、アレクサンドロスとカッサンドロスの統治下のマケドニアにおける外交政策の主目的はスパルタの封じ込めであり続けた。スパルタがTarentum救援のために王子クレオニュモスをイタリアに送るのはゲーム開始時からすぐのことだ。スパルタは開始時点で独立しており、Tarentumと同盟している。
  • Argos:史実でこの地域の指導的立場となっていた共和国であり、スパルタの覇権への対抗国。アルゴスは他の地域大国の興隆に対する対抗勢力となるべくマケドニアによって支援されている。アルゴスはマケドニアの従属国としてスタートする。
  • Megalopolis:Sparta北隣の小さな都市国家。60年前にテーベ人によって強固に要塞化され、ペロポネソス半島中部の都市を糾合したアルカディア同盟(Arcadian League)の中心となった。Azania、Mantinea、Stymphaliaと防衛連盟を組んだ状態でスタートする。
  • Azania:ペロポネソス半島の高地のさまざまな小都市、特にKleitorを表現した民主制共和国。Megalopolis、Mantinea、Stymphaliaと防衛連盟を組んだ状態でスタートする。
  • Stymphalia:コリントスに隣接する小さな都市国家でアルカディア同盟の参加国。Megalopolis、Mantinea、Azaniaと防衛連盟を組んだ状態でスタートする。
  • Mantinea:ペロポネソス半島中部の寡頭制共和国。Mantineaの要塞と戦略的位置により、ここは何度も歴史上の戦いの場となってきた。Megalopolis、Stymphalia、Azaniaと防衛連盟を組んだ状態でスタートする。
  • Troizen:Argolid Peninsula(アルゴリド半島)の先端にある小さな都市国家。マケドニアの従属国としてスタートする。
  • Epidauros:Asklepios cult(アスクレピオス教団)の中心地である小さな都市国家。マケドニアの従属国としてスタートする。
  • Aigion:今はもうないアカイア同盟の中心都市だったペロポネソス半島北部の都市国家。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Patrai:ペロポネソス半島北部の都市国家。開始年よりも後にこの地域の大半を覆うようになるアカイア同盟の設立時参加国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Elis:ペロポネソス半島西部の都市国家。領内にOlympiaが存在し、したがって復興したオリンピックのホスト国となった。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Heraia:Olympiaよりさらに高地にある小さな都市国家。アルカディア同盟と隣接しているが、スタート時に同盟関係はない。
  • Messenia:Spartaによってかつて併合され、奴隷化された地域。60年前にテーベによって、スパルタに対する抑止として独立させられ、要塞化された。スタート時点でも強力に要塞化されており、反スパルタ的外交政策を維持している。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Lepreon:ペロポネソス半島西岸の豊かなTriphylia地域にある小さな都市国家。独立国としてスタートし、同盟関係はない。

紀元前304年にはアナトリアの人口密集地域はほぼ全土がフリギアのサトラップだったアンティゴノス朝に統治されていた。数百年前にギリシャ人が移住したことでアナトリアの沿岸部には豊かな都市が多くある。アンティゴノス朝のギリシャ諸都市に対する政策は博愛に満ち、自治を認めたものだった。都市に駐屯軍はなく、かわりに共通語と都市連盟が作られた。

近年のアンティゴノス朝の敵はカッサンドロスとプトレマイオスだった。しかし、近年のサラミス海戦でプトレマイオスの艦隊は敗れ、エーゲ海の覇権はロドス島やコス島を除いてアンティゴノス朝が握った。

アナトリアはペルシャの王の道の始点でもあり、この道はシリア、メソポタミアを通ってその先までつながっている。

  • Aeolia:アイオリア連合(?Aeolian League)、あるいはイリオン連合(?League of Ilion)の諸都市を表現した共和制国家。アイオリア連合は数百年にわたって断続的に存在してきており、これは特にアンティゴノス朝の政策の一環として再結成されたものだ。フリギアの従属国としてスタートする。
  • Ionia:イオニア同盟(Ionian League)の諸都市を表現した共和制国家。アイオリア連合と同じくアンティゴノス朝の統治下で再結成され、アンティゴノス朝の将であるキュレネのヒッパルコスに率いられている。フリギアの従属国としてスタートする。
  • Miletos:アナトリア沿岸部の共和制国家。かつては強力な都市で、黒海沿岸に入植した多くのギリシャ人入植者の起点となった。ミレトスはディアドコイ戦争初期にアンティゴノスによって解放され、ゲームスタート時点では自由を謳歌している。
  • Kos:小島の共和制国家で、地中海で絹を生産する数少ない場所として、またヒポクラテスによって設立された医学校がある場所として知られた。コスは長くプトレマイオスと同盟したが、サラミス海戦後にプトレマイオス朝が撤退して孤立した。紀元前304年にもこの状況は続き、また文化の中心地でもあり続けている。ここは医学者のプロクサゴラス、詩人・学者のベロッソス、フィリタス、ヘロンダスの故郷でもある。コスはエジプトの従属国としてスタートする。
  • Nesiotic League:諸島連合(? The nesiotic league, or league of the islanders)はアンティゴノス朝によってエーゲ海の多くの島々をまとめるために作られた。こうした島々は地中海で人気の多くの商品の供給地で、ガラス、絹、大理石、貴金属、卑金属すべてをこの島々が産出した。
  • Halikarnassos:エーゲ海沿いのトロイゼーンにある古い植民地。プトレマイオスが軍事力でこの地域を奪おうとしたが、デメトリオス・ポリオルケテスに撃退された。フリギアの従属国としてスタートする。
  • Andros:エウボイア連合と諸島連合の間の小さな島嶼国家。エジプトの従属国としてスタートする。
  • Knidos:カリア沿岸部の小さな都市国家。医学校が有名だが、コス島の医学校ほどの名声や影響力はない。フリギアの従属国としてスタートする。
  • Rhodes:地中海において特に讃えられる工房、造船所を持ち、もっとも堅固な城塞を持つと知られている共和制島嶼国家。ロドスはアンティゴノスの息子デメトリオスによる長い攻城戦に最近まで耐えていた。多くの資源や技術を投じたにもかかわらず、デメトリオスはこの都市の攻略に失敗し、その過程で彼に「ポリオルケテス(攻城者)」という異名がついた。ロドス人はデメトリオスが残した多くの機械から勝利のモニュメントとしてロドス島の巨神像を作り、古代の七不思議のひとつとなった。ロドスは独立国としてスタートし、巨神像を建設するディシジョンがある。

アナトリア中部ではディアドコイ戦争の多くの戦役が発生し、ここは今ではアンティゴノス朝の支配下にある。北西岸の多くの小都市はますます自治を強めている。他と同じく、アンティゴノス朝の政策はギリシャ諸都市の自由を保った。これにより、ビテュニアのジポイテス、ヘラクレア・ポンティカのディオニュシオスやリュシマコスの領地である大国トラキアの攻撃さえもある程度阻止してきた。

  • Phrygia:「隻眼」アンティゴノスや「攻城者」デメトリオスの領地。アンティゴノスは年老いているが着実に他のディアドコイの軍を破り、誰よりもアレクサンドロス帝国の再興に近づいている。紀元前304年のアンティゴノス朝はヘレニズム世界の他のすべての大国を敵に回しているが、地中海の多くのギリシャ諸都市の間で高い声望を得ている。敵対する国とは異なり、アンティゴノスは都市の自由を守り、軍を駐留させないことで知られていた。この政策はギリシャにおけるアンティゴノス軍にとって有益なものだった。スタート時点でフリギアはアナトリア全体に多くの従属国を持ち、それはギリシャにも拡大している。また、マケドニア、トラキア、エジプト、セレウコス朝といった他のディアドコイ国家すべてと敵対している。
  • Bithynia:地元の領主であるジポイテスに統治されている黒海・ボスポラス海峡の小王国。アレクサンドロス大王の死により独立を回復したビテュニアはトラキアのリュシマコスとフリギアのアンティゴノスから自国を守らなければならなかった。紀元前304年のビテュニアはカルケドンやアスタコスの都市国家を併合しようとする。
  • Heraclea Pontica:ディアドコイであったクラテロスの妻であり、僭主ディオニュシオスの未亡人であり、ダレイオス3世の姪であったアマストリスによって統治されている黒海沿いの小王国。ヘラクレアは多くの敵を抱える小王国で、非常に積極的に対外・対内政策を行っていく必要がある。多くのディアドコイと同じく、アマストリスは新たな首都に自身の名をつけ、人々を近隣の都市からここに移住させた。ヘラクレア・ポンティカは同盟国を持たずにスタートする。
  • Paphlagonia:アナトリア北西部の部族王国。同盟国を持たずにスタートする。
  • Kios:ボスポラス海峡近くの小王国でフリギアの進貢国。領主ミトリダテスはポントスのサトラップの子孫だった。史実ではアンティゴノスが侵攻してミトリダテスを殺害したが、ミトリダテスの息子は逃亡してポントスに王国を建てた。
  • Kyzikos:マルマラ海の中ほどにある小さな寡頭共和制国家。フリギアの進貢国としてスタートする。
  • Byzantion:ボスポラス海峡の西側にある小さな都市国家。黒海への船の出入りを掌握できる位置にある。ビュザンティオンは頻繁にトラキアの脅威にさらされているが、今のところは独立を保っている。
  • Calchedon:ボスポラス海峡の東側にある非常に古く影響力のある共和制国家。入植者が将来のビュザンティオンの場所を無視したため、「盲目者の都市」と呼ばれているという。カルケドンは頻繁にビテュニアの脅威にさらされているが、たびたびアンティゴノス朝の軍に守られている。同盟国を持たずにスタートする。

ディアドコイ戦争中のこの頃はポントスやアルメニアは周辺部であり、ディアドコイの手はまったく及んでいなかった。カッパドキアは近年の戦争で中心となり、現在はアンティゴノス朝のサトラップであるアミュンタスが支配している。

  • Pontus:ポントス北部の地方領主を表現した部族王国。パフラゴニアと同様、長い間ディアドコイ戦争の舞台とはなってこなかった。かつてのペルシャのサトラップがキオスから帰還して王国を建てるのは紀元前304年からそう先のことではない。
  • Cappadocia:サトラップであるアミュンタスに統治されているアナトリア中部の封建王国。領主はマケドニア人だが、ギリシャ人人口が少ない中でアンティゴノスの領地にとどまっている。かつてのペルシャのサトラップはアルメニア王の宮廷におり、アミュンタスを排除することを望んでいる。紀元前304年時点ではフリギアのサトラップ国となっている。
  • Trapezous:黒海沿岸の独立寡頭共和制国家。南は部族地帯、東はコルキス、西はギリシャ人都市に囲まれている。ポントス沿岸部、アナトリア東部、コーカサスにおける主要な貨物集散地となっている。
  • Sinope:ギリシャ系ポントス人の独立都市国家。パフラゴニア人の僭主スキドロテミスによって統治されている。数百年前にギリシャ人によって建設され、海外交易を行っており、ビュザンティオンとは良好な関係にある。非常に古いギリシャ系ポントス人の都市で、シノーペーはポントス沿岸部のギリシャ人都市の入植の起点となった。独立専制王国としてスタートする。
  • Amisos:ポントス沿岸部のギリシャ人財産共和制国家。同盟国を持たずにスタートする。
  • Kerausous:ポントス沿岸部の小さな都市国家。シノーペーの植民地として建設された。シノーペーの従属国としてスタートする。
  • Kotyora:ポントス沿岸部の小さな都市国家。シノーペーの植民地として建設された。シノーペーの従属国としてスタートする。

    紀元前304年の地中海西部は数世紀にわたってギリシャとフェニキアの商人・植民者の進出先だった。フェニキア人によって建設された多くの都市はやがて強力な連合を形成し、偉大な都市カルタゴに率いられた。

カルタゴの影響を述べたが、アフリカ大陸においての影響力も絶大だ。海上においては並ぶ者はないが、一方で多くの従属都市と内陸のヌミディア王国が提供する陸軍に頼っている。

アガトクレスによるシチリア侵攻は2つのことを明らかにした。すなわちカルタゴの一部の同盟者は侵略者を支持したこと、そしてカルタゴはあまりにも薄く広がっていて侵略に素早く対応しにくいということだ。

現代のチュニジアは紀元前304年にはまったく異なる場所だった。豊かな農園から多くの穀物や農産物が輸出され、金属、香辛料、有名なティリアンパープルも同様に輸出された。内陸部はカルタゴの総督に統治されたが、沿岸部はカルタゴの勢力圏に入った多くの都市によって統治されていた。

  • Carthage:この地域でもっとも古いフェニキア人植民地ではないが、もっとも裕福で影響力のある国家になった。カルタゴはフェニキア世界の誰もが認める指導者であり、他のすべてのフェニキア人都市は共通の陸海軍に従い、貢献することを期待された。共和制ローマと同様、構成している都市には大きな自治権を残していた。アガトクレスの侵略に続いて、カルタゴの将軍ボミルカルが僭主になろうとしたが、彼の処刑によりカルタゴは公式には君主制を廃止し、現在は長老会議とスフェテス(Suffetes)によってのみ統治される。必要とあらばカルタゴは巨大な軍を召集できたが、そのほとんどは従属都市の軍に依存し、また強大な財力で全地中海から傭兵を集めた。この慣行は将来のライバルであるローマとはまったく異なる。
  • Utica:カルタゴの北にある財産共和制国家。もっとも古く裕福なフェニキア人都市のひとつで、ある点ではカルタゴよりも名声があった。しかし、年月をへるに連れてカルタゴの興隆に押され、カルタゴを支援する同盟者に成り下がってしまった。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Kerkouane:カルタゴの東にある古い財産共和制国家。シチリア島、コッシラ島に最寄りのアフリカ本土の港を支配している。ポエニ戦争ではローマ軍に完全に破壊されたことで知られる。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Hadrumetum:裕福な貿易都市で、Byssatis地域の主要港のひとつ。ローマによる征服後にこの地域の主要都市となった。ハドゥルメントゥムとByssatisのすべての都市は近年のアフリカ侵攻ではアガトクレスについた。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Leptis:後にLeptis MinorあるいはLeptis Parvaとして知られる。ハドゥルメントゥムの南の寡頭共和制国家。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Thapsus:Byssatisのもうひとつの都市で塩を産出し、カルタゴの一部となったフェニキア人貿易植民市。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Achola:Byssatis南部のフェニキア人による寡頭共和制国家。Byssatisの他の都市とは異なり、シチリアとの戦争ではアガトクレス側につかなかった。カルタゴの従属国としてスタートする。

カルタゴの南にはエンポリアとトリポリタニアの地域がある。この2つの都市グループのどちらも、カルタゴに貢物を送っている。この地域はカルタゴ中心部ほど豊かでも裕福でもないが、魚醤(Fish Sauce)、紫の染料、塩の輸出者として関連がある。また、彼らはサハラ砂漠に近づくに連れて、そこに住む人々からの襲撃の対象になった。

  • Tripolitania:Sabratha、Oea、Leptis Magnaの3都市から名付けられている寡頭共和制国家で、大きな自治権とこのあたりでは驚くべき大きな経済力を持っていた。カルタゴ本国から遠く離れているため、彼らは自分たちでギリシャやヌミディアから自国を守らなければならなかった。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Emporia:砂漠の民からの商品がもたらされ、同時に沿岸部の産業の中心でもある都市群のある地域。トリポリタニアと同様、他のカルタゴ人都市とは異なり、砂漠の略奪者に対して自力で自分たちを守る必要があった。カルタゴの従属国としてスタートする。
  • Musulami:カルタゴ勢力圏内で最小の部族国家であるヌミディア人部族王国。保護と交易の見返りに、カルタゴに対して兵士と戦時の人的資源を提供する。カルタゴの属国としてスタートする。

カルタゴの影響はここでも感じられるが、ヌミディアは大部分が大きな部族連合に支配されている。Massyliansはよくカルタゴと和解する。彼らの宿敵はさらに西のMassaesylian部族連合だ。 サハラ砂漠の北端であるこの地域も砂漠の民の略奪の対象となっている。

  • Massylia:現代のアルジェリアとチュニジアに位置する部族王国。長い間カルタゴに軍や軍需物資を提供してきた。アガトクレスの侵略にあたっては、彼らは寝返ってギリシャ人の味方となった。侵略軍がどれほど小さいかを知ると彼らは再び寝返ってカルタゴ側についた。カルタゴの属国としてスタートする。
  • Massaesylia:現代のアルジェリアに位置する部族王国。史実ではMassyliaの宿敵だが、彼らはカルタゴと手を結ばなかった。首都を以前のカルタゴの交易地に置き、直接イベリア半島やマウリタニアと交易した。スタート時には独立国で同盟国はいない。
  • Iol:古い都市Iol(イオル)の財産共和制国家。カルタゴの従属国としてスタートする。

    Riffの深い森には多くの北アフリカゾウがいる。今では絶滅したが、カルタゴの軍用動物として知られていた。メタゴニアとマウリタニアは多くの点で手付かずの土地だ。 カルタゴの交易地が点在しているが、主要な勢力はマウリタニアの王とMassaesyliaの部族連合だ。

  • Mauretania:この部族王国については、あまり多くのことがわかっているわけではない。スタート時点では現代のモロッコ北部を占領している。カルタゴがこの地域のすべての港を押さえているため、彼らとの衝突なしに拡張するのは困難だ。この地域にはどの国家も植民していない(マウリタニアの部族民さえも)土地がある。

エジプトは非常に広い地域で、この時代に欠かせない地域だ。地理の特殊性により、人口はナイル川周辺の細長い地域に集中している。

ナイルのデルタ地帯はこの地上でもっとも豊かな地域のひとつであり、よく「地中海の穀倉」と言われる。エジプトはゲーム中でもっとも人口の多い地域で、富と人口が密集する地域でもある。支配するのは簡単だが、それは簡単に侵略されるということでもある。ディアドコイ戦争の間にもそうしたことは何度もあった。

エジプトは現在その土地を争っている者たちよりもずっと以前から、文化と信仰の地でもあった。紀元前304年にもそれは未だに生きている文化だ。アレクサンドロス大王の征服からギリシャ人による統治が続いているが、それは単にギリシャの国家であることを意味しない。ギリシャの入植者の増加で彼らの古い神々だけでなく、エジプト人の古い(ある面では新しい)神々も崇拝されているのだ。

  • Egypt:地中海で、そしておそらく世界で最も豊かな国のひとつであり、この富によってプトレマイオス朝はもっとも富裕なディアドコイとなった。他のディアドコイと比べると、プトレマイオスの戦略は冷静で計算高いものだった。いくつか例外はあるが、プトレマイオスは保守的にことを進めた。ナイルの巨大な富を使って新たに軍を編成し、ギリシャ・エーゲ海世界と同盟を結び、優れた学者や入植者、戦士をギリシャ世界から招いた。

プトレマイオスは非常に早い段階からエジプトの王位の形態を受け入れ、ファラオという称号を用い、イシスとセラピスの教団のように、ギリシャとエジプトの宗教の習合を促した。この戦略は多くの利点があり、非ギリシャ系の従属国にも受け入れられてプトレマイオス朝は安定した。

外国からの侵略を撃退することは多かったが、プトレマイオスがギリシャに侵攻した際にはギリシャ諸都市には歓迎されなかった。直後にはサラミス海戦でデメトリオス率いるフリギア海軍にプトレマイオス艦隊が撃破された。この大敗後もセレウコス朝との友好関係は続いた。つまり時間をかければエジプトは再起できるということだ。

エジプトはセレウコス朝と同盟し、海軍を持たない状態でスタートする。大灯台やアレクサンドリアのムセイオンの建設のように、巨大プロジェクトを始めることができる。

  • Cyrenaica:エジプトの西の沿岸部にある小国。キレナイカには裕福なギリシャ諸都市があり、学術や文化の中心となっていたが、一方で史実ではしばしばエジプトに従属した。エジプト支配を強固にするプトレマイオスによって最初期に攻撃された国でもあり、マケドニアの司令官オフェラスに統治されていた。しかしゲームスタートの4年前になって、対カルタゴでアフリカ遠征の支援を求めていたシラクサのアガトクレスの陰謀に巻き込まれ、オフェラスはアガトクレスの軍を支援したが、アガトクレスが到着すると彼に殺害された。キレナイカの諸都市はこれを契機に自由を取り戻した。同盟関係を持たない独立国としてスタートする。

ナイル川を遡っても、依然としてこの川は農業、居住、輸送の中心となっている。多くのオアシス、鉱山植民市、隊商の交易路があり、これらはこの地域に金、宝石、大理石といったものの利益をもたらすすべての者にとって重要なものだが、政治的にこれを支配する方法は川にある。 上エジプトは過去数世紀でエジプトの多くの文化を受容したヌビア人とますます混ざり合う地域だ。

  • Kush:エジプトの南にある大きなヌビア人王国であり、古い都市メロエによって支配されている。クシュはナイルデルタから遠く離れているが、上エジプトの支配に対するもっとも大きな脅威だ。
  • Blemmya:クシュの東にあるヌビア人部族王国。同盟関係を持たない独立国としてスタートする。
  • Dodekaschoinos:プトレマイオス朝の統治以前から、エジプトの聖職者一族による統治のもと、大きな自治権を与えられた軍事的な国境地域として振る舞ってきた。エジプトの従属国としてスタートする。

クレタ島は地中海の大国にとって主な関心事ではなかった。簡単に征服できないほど大きく、キプロス、ロドスやエーゲ海の島々ほど重要性もなかった。この島は多くの小国に分かれている。古代の強国クノッソスが依然としてもっとも権勢を振るっているが、ゴルティナのような他の国家に追い上げられている。また、この島は海賊の本拠となることもあった。

ギリシャの他の地域とは異なり、ここは長らく分割されたままであり、他の地域のように都市連合が形成されなかった。この状況は全島で勃発した紀元前2世紀後半のLyttian戦争まで続き、マケドニア、ロドス島、その他ギリシャ本土の多くの都市国家を巻き込んだ。

  • Knossos:クレタ島中部の独裁君主制国家。島内でもっとも古く伝統のある最強国。過去にクレタ島はエジプトの影響下にあり、エジプトのプトレマイオス朝もクノッソスに支援を求めた。プラエソスと同盟関係にある独立国としてスタートする。
  • Gortyna:クレタ島南部の民主共和制国家。クノッソスの宿敵(過去には同盟関係にあったこともある)。
  • Eleutherna:クノッソスのすぐ西にある小さな都市国家。史実ではLyttian戦争はこの都市がクノッソスを自国の統治者殺害の廉で告発したことによって始まった。クノッソスの従属国としてスタートする。
  • Kydonia:クレタ島西部の財産制共和国。同盟関係を持たない独立国としてスタートする。
  • Polyrrenia:クレタ島西端の貴族共和国。同盟関係を持たない独立国としてスタートする。
  • Tarrha:クレタ島の古い宗教中心地である共和国。ゴルティナの従属国としてスタートする。
  • Ierapetra:クレタ島南西部の小さなクレタ人都市国家。しばしば海賊をかくまっていると非難された。リュトスと同盟関係にある独立国としてスタートする。
  • Praesos:クレタ島東端の財産制共和国。クノッソスと同盟した状態でスタートする。
  • Lyttos:クレタ島北東部の非常に古く影響力のある寡頭制共和国。よくクノッソスと宿敵関係になった。Ierapetraと同盟した状態でスタートする。

紀元前304年のシリアは、アナトリアと同様、大部分がアンティゴノス朝の支配下にあった。シリアは非常に肥沃な土地で、人口も多く、アレクサンドロス大王の征服とその後のディアドコイの時代になって多くのギリシャ人がマイノリティとして居住するようになった。

ゲーム開始時には、アンティゴノスは同名の都市アンティゴニアを首都とし、ヘレニズム世界を巡る争いに備えている。メソポタミアとペルシャがセレウコスの手に落ちた後、この首都は当初の見込みよりもセレウコス朝との国境にずっと近くなってしまっている(実際にこの都市はセレウコス朝によって攻略され、近くにセレウコス朝の都市アンティオキアが建設された)。

非ギリシャ都市の自由を気にしなければ、この地域にはアナトリアやギリシャのような従属都市は存在しない。しかし一度はアレクサンドロスに降伏した古い国が多く残っており、フェニキアやシリア北部で自治を保っている。

  • Commagene:上メソポタミアにあるフリギアの小さな進貢国。アレクサンドロスに征服されたが、宗主国が直接統治するほど重要ではなかった。後にコンマゲネ王国となる。
  • Bambyce:カナンの神Atargatisの教団を元にした小国。この国はマケドニアの征服以前から存在していたが、アレクサンドロス、そして後のディアドコイに忠誠を誓った。この神権君主制(Theocratic Monarchy)国家は世襲の大神官によって統治されている。

地中海ではフェニキア商人が未だに大きな勢力を持っていたが、フェニキア地方自体は紀元前304年時点で長いこと外国の支配下に置かれていた。レバノンの大森林は船材の主要な供給源となったが、エジプトの拡張政策の目標にもなった。

小さなフェニキア人都市王国の多くはまだ残っており、アケメネス朝、後にはアレクサンドロス、そしてアンティゴノスに忠誠を誓った。

名高いティリアンパープルを産出するティルスはフリギア軍の直接統治下にあり、かつては有名な攻城戦が行われた場所でもある。また、ここはデメトリオス率いるアンティゴノス朝の艦隊がギリシャ侵攻のために出撃し、キプロス沖でプトレマイオスの艦隊を撃破するまで駐屯していた。

  • Arados:アンティゴノス朝の保護を受ける小さなフェニキア都市王国。フリギアの進貢国としてスタートする。
  • Byblos:レバノン山脈ふもとの沿岸にあるフェニキア都市王国。他の王国と同じく、数千年間は多くの人口がいたが、今ではアンティゴノス朝の配下となっている。フリギアの進貢国としてスタートする。
  • Sidon:非常に重要なフェニキア人都市国家で、レバノン沿岸部に残る王国のひとつ。シドンに大きな自治権を与えられていることで、ヘレニズム文化が受容されることになった。フリギアの進貢国としてスタートする。

    レバント南部はエジプトへの玄関口であり、プトレマイオス朝と他のディアドコイとの間で幾度も戦いが行われた。この地域は現在アンティゴノス朝の支配下にあるが、内陸部の大半はユダヤ・サマリアの大祭司の支配下にある。

政治的に孤立していたが、ユダヤ人国家はヘレニズム諸国に影響を受けないというわけではなかった。ヘレニズムの影響はユダヤ・サマリアの文化・宗教に及び、後には宗教的・政治的対立につながった。

  • Samaria:小さなヘブライ人神権王国。Shekhemの世襲の大祭司に統治され、アンティゴノス朝に進貢していた。ギリシャ人が増えつつあるが、今のところはまだ放置されている。しかし、将来的にディアドコイ国家との国境を安定させようとするなら、この状況は変わることになるだろう。フリギアの進貢国としてスタートする。
  • Judea:世襲の大祭司に統治され、ゲームスタート時にはSimon the Justとしても知られるSimon the firstが大祭司となっている。サマリアと同様、ディアドコイ国家からの直接の影響は政治的なものというより文化的なものだ。フリギアの進貢国としてスタートする。
  • Nabatea:小さなアラブの交易王国で、ユダヤと紅海の間の土地を支配しており、アラビアと地中海の間の乳香の貿易に大きく依存している。独立国としてスタートし、同盟者はいない。

イギリス諸島は古代世界で知られていなかったというわけではなく、マッシリアのピュテアスおそらくゲーム開始年代の頃に訪れたと思われる。しかしピュテアスの著作はほとんど残っておらず、私たちは他者がその著作について書いたものを通じてしか知ることができない。したがって、私たちは大部分についてその過去の情報を推定しなければならなかった。

私たちが文献や考古学から推定したのは、イギリス諸島におけるこの時代の発展や富だ。鉄などの卑金属や金が豊富で、さらに優れた農地でもあり、穀物や畜牛を輸出していたという記述がある。

ブリタンニア南部は商業的にも政治的にもガリアといくらか密接な交流があった地域であり、ときにはガリアやベルジカの部族民を受け入れることもあった。

  • Icenia:後にノーフォークとして知られる地域の中規模部族王国。史実ではローマのブリタンニア侵略からゲームで扱う期間の後までローマと同盟していた。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Trinovantia:Iceniaとテムズ川の間の中規模部族王国。首都カムロドゥヌムは伝説のキャメロット城だったかもしれない場所と言われているが、スタート時点ではまだ大したことのない村だ。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Cantiacia:テムズ川からイギリス海峡まで広がっている部族王国。カエサルの記述によれば海洋志向の王国で、南のガリアの国家と親密な関係にあった。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Durotriga:ブリテン島南部の定住農耕民の王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Dumnonia:現代のデヴォンとコーンウォールにある部族王国で、漁業と錫の採鉱を主な産業としている。錫はここからずっと南の地域でも見られるように非常に豊かで、ヒスパニア南部のガデスから来たフェニキア商人によって支援されていた。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Ordovicia:ウェールズ北部の要塞化された丘にある部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Demetia:ウェールズ西部の小さな部族王国で、後の地名であるDyfedに語源として近い。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Deceanglia:ウェールズ北部の小さな部族王国で、ローマの統治下では貴金属の産地として知られた。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Siluria:ウェールズ南部の好戦的な部族王国。後にローマ統治下での抵抗で知られる。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Dubonnia:イングランド西部の大きな部族王国。経済と社会は農耕に基づいており、イギリス諸島の他の社会と同様にヒルフォートで領民を守っている。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Cornovia:Dubonniaの北の内陸部にある部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。

ブリタンニア南部と同じく、この地域も史料が限られている。北部はローマによる征服が一部にとどまるため、いくつかの点で私たちがうまくやれることはさらに少ないものとなった。

この地域の南部には精強なPretaniの国家があり、カレドニアのずっと北には不屈のピクト人王国が多くある。その間には無主の地(しかし住民はいる)が広がっている。

ブリタンニア南部と同様、強力なヒルフォートの周囲に社会が広がり、スコットランド低地地方とイングランド北部には発展しつつある都市が多くある。

  • Brigantia:ブリテン島最大の部族王国で、スタート時点では最強でもある。アイリッシュ海と北海の間のすべての土地を支配しており、ローマの征服後も相当な力を長く保つことになるだろう。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Parisia:現代のイーストヨークシャーにある小さな部族王国で、Arras文化に属する。ここに移住してきたベルジカの部族民が大きな影響力を持つこともあろう。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Carvetia:Brigantiaの北の部族王国で、Brigantiaと親密だったと考えられる。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Votadinia:ローマンブリテンの北端にあるピクト人部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Damnonia:スコットランド低地地方の西部にあるピクト人部族王国。この部族についてはほとんどなにもわからず、プトレマイオスの『地理学』にその名前が見えるのみだ。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Taexalia:スコットランド高地地方のピクト人部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Caledonia:スコットランド高地地方北部の部族を表現したピクト人部族王国。ブリテン島北端で孤立した状態で独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Ulatia:アイルランド北部のヒベルニア人部族王国で、Navan Fortを中心とした部族を表現する。独立国としてスタートし、同盟関係はない。

ヒスパニアは私たちがヘレニズム世界について得られるような詳細な情報はほとんどない。ゲーム開始時点のヒスパニアの部族については多くの情報があるが、ギリシャやローマほど詳しくない。そのため、一部の国家はグループにまとめて記述する。

ローマ建国紀元450年、紀元前304年のヒスパニアはまったく異なる部族王国から構成されている。その多くは自分たちをより大きな部族の一部であると考えている。例えばCaeliciやLusitaniだ。しかしこれは統合された人民であることや部族連合であるという意味ではない。これを正確に表現するために、私たちはより大きなグループを構成する小さな部族王国を盛り込むことにした。そうした部族のひとつがグループ内を統合すれば、大きな部族連合国家を形成できる。

ローマ人やカルタゴ人にとって、ヒスパニアは豊かな地域だった。金属、オリーブ、ワイン、穀物など価値ある交易品を大量に産出する。カルタゴとローマが拡大すれば、両国はまもなくこの半島を欲するようになるだろう。

Imperatorではヒスパニアは5つの地域に分かれている。すなわちバエティカ、コンテスタニア、タラコネンシス、ガラエキア、ルシタニアだ。これはイベリア半島の史実の分け方に基づいているが、総督を配置するというゲームプレイ目的でもある。

ヒスパニアの南部がバエティカだ。この地域は鉱物資源の一大産地(卑金属からシエラネバダ山脈の貴金属まで)だが、肥沃な農業地帯でもある。世界におけるオリーブ油、ワイン、魚(特に地中海の食卓の必需品であるガルム)の一大産地となるだろう。

ゲーム開始時点のバエティカはイベリア文化であり、ヒスパニアにおいて有力な部族がいる。Turdetaniは当時のヒスパニアで特に有力な部族のひとつで、沿岸部のフェニキア・ギリシャの植民市からの影響を防ごうとすることもしばしばだった。

西部地中海のフェニキア人交易都市の指導的立場として、カルタゴはこの地域において、特にMalacaとCarteiaの2都市とそれぞれの後背地の形で、相当大きなプレゼンスを持っていた。バエティカとのちのスペイン東海岸は、ポエニ戦争でのローマとの最終決戦までカルタゴがほぼ全土に渡って手を伸ばしていた。

  • Turdetania:ヒスパニア南部の中央に位置する有力な部族王国。地域の大国として頻繁にギリシャ・フェニキアの植民市やTurduliのような他の部族と衝突する。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Tartessia:古代のTartessos王国の一部であった地域を有するTurdetaniaの支流である部族。Tartessosはずっと前に滅亡したが、この地域においてまったく異なる文化の形で痕跡を残している。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Menesthei:グアダルキビール川河口のLacus Ligustinusの南にあるギリシャ人都市国家。有名な神殿があり、ギリシャ人だけでなくフェニキア人の大きなコミュニティもあった。Gadirと防衛連盟(defensive league)を組んだ状態でスタートする。
  • Gadir:スペイン南部の古いフェニキア人交易都市。カルタゴよりもさらに数百年古く、自立していて、かのアフリカ最大の都市と直接の関係はない。Menestheiと防衛連盟を組んだ状態でスタートする。
  • Turdulia:Turdetaniaの北にある部族王国で、ケルティベリア部族地域の南端に接しており、都市Iporca周辺を本拠とする。この部族はCelticiによってLusitaniaの他のTurduli部族から西に孤立させられている。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Cynetia:ヒスパニア南西端に位置するイベリア人部族王国。Celt-Iberian部族の北からの拡張の圧力にさらされており、頻繁にカルタゴやローマのような外国による保護を求めた。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Eburania:カルタゴ支配下の沿岸部の北に位置する小さな部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Oretania:シエラ・モレナ山脈に位置し、貴金属・卑金属を大いに利用できる有力なイベリア人部族王国。Turdetaniには及ばないが、ローマの征服まで独立を保ち、近隣部族に対して権力を振るった。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Garmania:Oretaniaの北にあるイベリア人とケルティベリア人が雑居する地域の小さな部族王国(後にローマ人はイベリアから遠く離れたゲルマニアと関係があると推測した)。Oretaniaの進貢国としてスタートする。
  • Mentasania:Oretaniaの北にある小さな部族王国で、多くの点でGarmaniaと似ている。Oretaniaの進貢国としてスタートする。

バエティカの北には史実においてまもなくカルタゴのヒスパニアと呼ばれた地域が広がっている。まだカルタゴ・ノヴァが経済的・政治的中心都市だった。しかし、紀元前304年時点ではこの地域に対するカルタゴの影響力はほとんどなく、将来偉大なカルタゴの都市となる場所はイベリア人部族の支配下にあった。

イベリア人とケルティベリア人の部族王国に分割されているが、この地域を統合して開発できれば経済的に非常に豊かな土地となる。タラコネンシスと合わせて、この地域にはイベリア半島でもっとも重要な2つの部族グループ、CeltiberiとCarpetaniがある。簡単化のため、この両グループは個別に記述するのではなく、ひとつにまとめて紹介する。

  • Bastetania:古いイベリア人部族王国で、マラカ周辺へのフェニキアの植民地拡大によって大きく衰退している。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Mastia:現代のカルタヘナ近くのイベリア人都市国家。以前はTartessosと連盟を組んでいた。支配地域は小さいが、ここにヒスパニアでも特に豊かで利用しやすい金鉱地を抱えている。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Contestania:細かく分割されたこの地域においておそらくもっとも有力な部族王国であり、周辺諸国にも影響力を持つ中規模イベリア人国家。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Deitania:Contestaniの支流部族。Contestaniaの進貢国としてスタートする。
  • Hemeroskopeion:Massiliaの植民者によって東海岸に建設されたギリシャ人都市国家。Massilia 、Emporionと防衛連盟を結んだ状態でスタートする。
  • Edetania:ヒスパニア内陸の東部に位置するイベリア人部族。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Saguntum:イベリア人部族都市国家。この地域で商業力をつけていた国家で、ローマやカルタゴの注意を引いた。最終的にSaguntumの忠誠が第二次ポエニ戦争の引き金となった。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Lobetania:Celtic Bellia部族によって南部から圧迫されている小さな部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Carpetani Tribes:紀元前304年時点でCarpetaniは同じ部族のアイデンティティを持っていたが、部族連合ではなかった。征服や自発的な恭順によって本拠地域を統合できれば、Carpetanianの部族連合を形成できるCarpetaniの部族王国は多くある。それぞれの部族王国についてそれほど多くのことはわからないが、彼らはカルタゴと紛争になり始めていた。この地域の中心都市Toletumはローマ統治下で大都市となった。
  • Solicia
  • Duitiquia
  • Tirtaliquia
  • Aelariquia
  • Moeniccia
  • Duniquia
  • Celtiberi tribes:この部族はヒスパニア東部内陸の平地に位置し、紀元前304年時点では支配的なグループのひとつだった。のちのローマ・カルタゴの拡張では過小評価されているが、それまでCeltiberianの部族連合ができることはなかった。
  • Arevacia:Celtiberian部族王国の中でももっとも有力で、通説ではもっとも好戦的だった。やがてこの地域を統合して部族連合を形成するだろう。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Olcadia:ArevaciaとBoletiaの間の中規模部族王国。Segobrigaの鉱山を支配しており、ここは地中海へのLapis Specularis(注:コメントにてセレナイトという鉱物を指しているということを教えていただきました。ありがとうございます)の主な供給源となった。透明な石は特に窓の作成に求められた。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Boletia:沿岸部にあるイベリア人国家と国境を接する中規模部族王国。隣国と頻繁に紛争を引き起こし、時にはカルタゴと同盟し、第二次ポエニ戦争ではカルタゴ側について参戦した。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Bellia, Lusonia, Tithia:Celtiberiaのわかっていることがほとんどない小部族王国。それぞれ独立国としてスタートし、同盟関係はない。

イベリア半島の北東沿岸部にあるTarracoから命名されたタラコネンシスはImperatorにおけるイベリア半島北東部全体を指し、エブロ川流域、ピレネー山脈周辺をカバーする。ガリア・イベリア国境に接するこの地域は東部・南部にイベリア人、ケルティベリア人、ギリシャ人、西部にはケルト系アクィタニア人の植民地がある多様な地域だ。

  • Emporion:スペイン最大にしてもっとも影響力のあるギリシャ人植民市。財産制共和国でスペイン南部とガリアのMassilia、イタリア南部、ギリシャの間の貨物集積地として機能した。軍事大国カルタゴと比べるとその力は弱いが、近隣のイベリア人部族と協力して独立を維持していた。Massilia、Hemeroskopeionと防衛連盟を結んでおり、Indiketiaとは同盟を結んだ状態でスタートする。
  • Indiketia:イベリア人部族王国で、Emporionの後援者。Emporionと同盟を結んだ状態でスタートする。
  • Cessetania:EmporionとIndiketiaの南に位置するイベリア人部族王国。中心都市Tarraconaはローマ統治下でこの地域最大の都市に成長した。
  • Ilercavonia:エブロ川河口近くのヒスパニア西海岸(注:おそらく東海岸の間違い)に位置するイベリア人部族。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Sedetania:Ilercavoniaの西の内陸部に位置するイベリア人部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Ausetania:ピレネー山脈とCessetaniaの間に位置する小さな部族王国。ポエニ戦争中はローマとカルタゴの間で忠誠を誓う相手を切り替えた。
  • Ilergetia:ピレネー山脈中部とエブロ川の間の比較的有力で経済力もあるイベリア人部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Vasconia:ピレネー山脈西部の南にある平野部に位置する部族王国。Ilergetia、Varduliaと隣接している。しばしば現在のバスク人の祖先であると考えられている。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Vardulia:ピレネー山脈西端、Vasconiaのさらに西、現在のバスク州に位置する部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Caristia:Varduliaの西に位置する小さなアクィタニア人部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Autrigonia:前世紀にこの地域にやってきたケルト人部族。元はもっと南に定住していたが、Turmodigiaによって以前の首都Autracaを追われた。

ガラエキアは北に大西洋があり、丘陵地でいくらか孤立しているが、強固に防備が固められてはいない地域だ。西のCantabriansから東のCallaeciansまで非常に多くの部族王国があり、ローマ軍によって征服された最後の地域でもあった。ここでは貴金属や鉄も大量に発見されている。

  • Vaccaeia:ヒスパニア中部の中規模部族王国で、Arevaciaと国境を接している。Celtiberi部族の多くと同じ時期にここに到着したため、Celtiberi部族の政治に積極的に関与することが多い。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Turmodigia:VaccaeiaとAutrigoniaの間の小さな部族王国。Vaccaeiaに助けられてAutrigoniaから独立しており、その過程で多くのAutrigoniaの土地を確保したが、Autrigoniaはこれを取り返そうとするだろう。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Callaecian Tribes:イベリア半島北西部全域にはCallaecian・Gallaecianの小さなヒルフォートが点在し、それらは多くの小さな独立部族王国に属している。当時のこの地域に関する文献史料はないが、それらは小さな都市国家として機能していた可能性が高い。ある部族が地域全体を征服すれば、非常に強力なCallaecianの部族連合を形成できる。以下のCallaecianの部族王国はすべて独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Coporia
  • Gravia
  • Interamicia
  • Leunia
  • Neria
  • Seurria
  • Silenia
  • Tamagania
  • Varrinia
  • Orgenomescia
  • Caladunia
  • Bracaria
  • Baniensia
  • Baedia
  • Arronia
  • Albionia
  • Aebocosia
  • Asturian Tribes:ヒスパニア北部の他の多くの部族同様、私たちが知っているのはAsturesが傭兵として評判を得ていたということだ。彼らの本拠地はイベリア半島でも特に豊かというわけではないが、ローマがこの地を平定しようとした際に非常に難儀したということはわかっている。紀元前304年にはAsturesは多くの部族王国に分かれており、同族を征服することで部族連合を形成できる。以下のAsturianの部族王国はすべて独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Amacia
  • Beduniensia
  • Gigurria
  • Lanciensia
  • Lugonia
  • Paesicia
  • Selinia
  • Superatia
  • Tiburia
  • Zoelia
  • Cantabrian Tribes:Asturiansの東にはCantabrian部族がおり、大西洋岸にかけての丘陵地帯を占拠している。この地域は鉄、卑金属、銀が豊富だ。Cantabriは優れた武勇で名高く、遠方の戦争にも頻繁に傭兵として従軍した。このゲームでカバーする時代の最後の頃にローマがこの地域を征服した際には、大変な犠牲を払わなければならなかった。しかし紀元前304年時点ではCantabriは互いに争い、分裂していた。スタート時点では以下のすべてのCantabrian部族王国は比較的小さく、また独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Avariginia
  • Coniscia
  • Concania
  • Blendia
  • Morecania
  • Tamaricia
  • Vadinia

ルシタニアはTurduli、Celtici、Lusitanianの部族に分割されており、現時点ではまだカルタゴやギリシャのような外国の直接の影響から逃れている。この地域は南のバエティカほど農業・鉱業資源に恵まれていない(それでも貴金属鉱山はいくつかある)が、この地を統一すれば大きな富と力が得られる。

  • Oppidania:バエティカにも見られるTurduliの支流部族。現代のポルトガル沿岸部の大部分を支配しているが、Lusitanian部族が支配的な地域で友好国はほとんどない。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Celticia:Turduliaの北のケルティベリア人部族。さらに北のケルティベリア人と関係があった可能性が高い。カルタゴがヒスパニア南部に拡張した際にはカルタゴに服従している。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Sefia:Oppidaniaの南、Cynetiaの北にあるCeltician部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Cempsia:Sefiaと関係の深い別のCeltician部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Bardulia:大きな隣国に囲まれているTurduliの部族王国。早急に友好国を見つける必要があるだろう。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Lusitanian Tribes:ドウロ川とタホ川の間の部族のまとまり。紀元前304年には統合とは程遠く、史実ではのちのカルタゴやローマの進出に際してどうにか協調している。他の部族と同様、どのLusitanian部族も他部族を征服すれば大きな部族連合を形成できる。以下の国家はすべて独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Paesuria
  • Elbocoria
  • Tapolia
  • Igaedetania
  • Lancientia
  • Aravia
  • Taluria
  • Vettonian Tribes:イベリアの平原の中央にはVettonian部族が前世紀から定住している(出自は完全にはわかっていない)。近隣の地域においてはVettonesは頻繁にLusitaniと同盟し、カルタゴのような共通の脅威に対抗した。いずれかのVettonian部族が力や外交でこの地域を統合した場合、大きな部族連合を形成できる。以下のVettonianの国家はすべて独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Bletonisia
  • Caluria
  • Coerensia
  • Calontiensia

ゲームスタート時点でアラビア半島は孤立すると同時に地中海世界と統合されている。この地域はインド洋の交易ネットワークと強く結びついているが、この交易ネットワークは後世ほど発達していない。この交易路から香辛料、布、香料がこの地域にもたらされ、それによってギリシャの貿易商や探検家が集まり、最終的にインド亜大陸におけるローマの交易拠点へと至った。また、この交易路はより先進的なアラブ人王国の活力の源ともなった。

歴史を通じてアラビア南部は人口が多く、開発も進んでいた。温暖な高地が農業の基盤となり、沿岸部の大都市はアフリカ、インド、地中海の間の交易の流れから利益を得られる場所に位置していた。このためにこの地域はギリシャ語・ラテン語で「幸運なるアラビア」、アラビア語ではAl Yamanと呼ばれた。

紀元前304年のこの地域には多くの古代王国があり、自身の書き文字、官僚制、政治体制を持っていた。近年までこの地域はサバア王国の支配下にあったが、現在では多くの小さな王国に分かれている。

ゲーム開始時点では多数派のアラブ人の他に大きなユダヤ人のコミュニティもあり、いずれの国家の支配下にも入っていない。

  • Saba:古代の専制王国でイエメンのセム文明の中心。ゲーム開始時点では衰退しており、近隣の小さなアラブ人王国からの挑戦も受けることになる。
  • Himjar:最終的にこの地域を支配するヒムヤル人の王国。アラビア南部の他の王国と対立しており、アラビアとアフリカの間のバブ・エル・マンデブ海峡周辺の重要な沿岸部を既に支配下に置いている。独立しており同盟関係はない。
  • Qataban:イエメン南部の小さな王国。イエメン高地南部と香料輸出港の一部を支配した状態でスタートする。
  • Hadhramut:古い王国で最終的にはHimjarに征服された。この地域でもっとも価値ある香料産地を支配しているが、イエメン西部ほど豊かでも肥沃でもない。
  • Ma’in:ミナエア人の王国でSaba王国より古くから存在するが、近年では地域への関与を失う一方となっている。

アラビア北部は南部ほど豊かでもないし人口も多くない。ここには横断が困難な広大なシリア砂漠とアラビア砂漠が広がっている。しかしアラブの人々はアラビア半島の内外で交易を行い、砂漠の周辺にある彼らの王国の主な収入源となっている。

後世までの支配的な勢力は現れなかったが、Nabatea、Himjar、さらに時代が下ってHatraやPalmyraといったアラブ人王国は常により大きな帝国の周縁部で繁栄した。

アラビア人Popはスタート時点で存在しているアラブ人国家の範囲以外にも広く存在し、将来的にはシリアやメソポタミアでも国家を形成する可能性が開かれている。

  • Lihyan:近年まではNabateaの南にあるDedanオアシス周辺の小さな都市王国だったが、QadaritesからTayma・Tiamatオアシスの支配権を奪って版図を拡大した。
  • Thamud:ゲーム開始年代の数百年前から存在する紅海沿岸の独立部族国家。
  • Thaqif:Ta’ifオアシス周辺を支配する独立部族。
  • Qedar:Lihyanによって領土を征服された古い部族連合。伝統的にNabateansと同盟関係だが、ゲーム開始時点では同盟関係はない。
  • Gerrha:アラビア東部沿岸を支配する独立部族王国。
  • Maka:現在のオマーンにある部族王国。以前はアケメネス朝の支配下にあったが、注目されなくなり放任されるようになった。
  • Tylos:現在はバーレーンとして知られる島の小さな商業王国。経済は真珠の採集を基盤とし、大きなギリシャ人人口を抱えている。

    アレクサンドロスのペルシャ征服まで、ここにはギリシャからインドまで広がるアケメネス朝があった。高い文化を持ち、周辺諸国にも影響力を持っていたが、アレクサンドロスの征服でこの地域全体でヘレニズム化が始まった。アレクサンドロスが建設した以上にギリシャ人居住地以外でも、ギリシャ人と地方官吏が混淆し、通婚が奨励された。

アレクサンドロスの死後、ペルシャとメソポタミアは何度も異なる後継者を迎えた。現在の君主セレウコスは少数の信頼する部下たちとともに少し前にアンティゴノスからバビロンを奪っていた。セレウコスの経歴はこのような高い地位に登る可能性のあるようなものではなかったため、アンティゴノス配下のペルシャ担当サトラップを排除することに数年を費やした。

インド北部を制圧してナンダ朝を滅ぼしたチャンドラグプタは、ゲームスタート時にはかつてアレクサンドロスの帝国の一部であった地域のインド人サトラップも配下に加えている。マウリヤ朝は現在ではペルシャの脅威であり、西のアンティゴノスとの戦いからセレウコス朝の気を散らす原因となっている。

ユーフラテス川・ティグリス川は多くの文明と帝国の中核であり、この地域はセレウコス朝でも政治・経済の中心であり続けた。アレクサンドロス大王が亡くなったバビロンと、セレウコスが新首都として建設を始めたセレウキア・マグナはそう離れてはいない。

  • Seleucid Empire:セレウコスが王となっている巨大なマケドニア人王国。セレウコスと息子アンティオコスはペルシャの州を征服し、不忠な総督を信頼の置ける配下に置き換えたことで、王国は文化と宗教のるつぼとなった。アレクサンドロスが建設したマケドニア人都市はカルデア人・ペルシャ人・バクトリア人の土地に散在しており、そのほとんどはセレウキア・マグナの政治には関与していなかった。セレウコス朝はまず東の紛争に対処した。史実ではセレウコス朝は和平や多くの戦象と引き換えに東部の州のほとんどをマウリヤ朝に割譲している。戦象はフリギアにおいてアンティゴノスの軍を撃破する決定的な役割を演じた。スタート時点でセレウコス朝は同じ選択に直面している。
  • Adiabene:上メソポタミア/アッシリアに位置する小さなアッシリア人王国。かつてはペルシャの属国で、過去数十年で何度も宗主国が変わっている。セレウコス朝はディアドコイの間での駆け引きの中でこの国を占領したが、マウリヤ朝との対立でこの国をほとんど放置してきた。セレウコス朝の進貢国としてスタートする。

この地域は古代ペルシャ帝国の中心だった。エクバターナやペルセポリスといった名高い都市は今でも商業と権力の中心地であり、多くのペルシャ人の兵士、職人、貴族が支配的なのも変わらない。

ゲームスタート前の時代にセレウコスと息子のアンティオコスがこの地域を征服して信頼できる部下を置いたが、依然として中央政府が注視しなければならない地域でもある。

  • Media Atropatene:メディア北部のイラン人中規模王国。ディアドコイ国家よりもずっと前から存在していたが、アレクサンドロスの征服行の後はその属国とみなされている。版図の割に比較的裕福な国家で、統治者のアトロパテスはこの地域に勢力を持つ人物であると同時に、ゲームスタート時点では数少ないイラン人統治者でもある。

ディアドコイにとって、そしてその前のアケメネス朝ペルシャにとって、パルティアとバクトリアは辺境だった。しかし経済的に取るに足りない地域ではなかった。遠く東方やインドと交易していた古代都市はまずペルシャ、次にギリシャの影響下で文化も持っていた。

ゲームスタート時にはこの地域の大部分がギリシャ人のサトラップの支配下にある。セレウコスと息子のアンティオコスが最近になって自分たちに従わない地方有力者を一掃したが、彼らは放置されることを期待している。

史実では最終的にどちらのサトラップも支配を逃れ、バクトリアはインド北部の大部分を支配することになるグレコ・バクトリア王国を建国。インド・グリーク朝を生み出し、この国はギリシャ人仏教徒の王朝により統治された。

パルティアは北のダアイ諸部族によって侵略されてアルサケス朝帝国の中心となり、この国はペルシャのほとんどを征服して最終的に共和政ローマの宿敵となった。

  • Parthia:セレウコス朝の属州で自由を謳歌し、将来の拡張の中心として大きなポテンシャルを秘めている。セレウコス朝の従属国としてスタートする。
  • Bactria:セレウコス朝のもうひとつの属州でパルティアよりもずっと豊かであり、現代のアフガニスタンにあるヒンドゥークシュ山脈とパミール高原の間の肥沃な谷を領有する。人口が大きく、この地域はギリシャ人の古参兵や入植者、ペルシャ人の官吏、土着のインド系イラン人の農民や都市住民による文化のるつぼとなっている。セレウコス朝の従属国としてスタートする。
  • Parnia:カスピ海とバクトリアの間にあるダアイ族の多くの部族王国のひとつ。最終的にパルティアを征服し、アルサケス朝パルティア帝国を打ち立てた。他のダアイ族国家と同様、拡大すれば部族連合を形成できる。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Scythia:カスピ海の北辺に位置する部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Zanthia:ダアイ族の小さな部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Pissuria:ダアイ族の地域とバクトリアの間にある小さな部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。
  • Kharesmia:アムダリヤ川の三角州にある部族王国。独立国としてスタートし、同盟関係はない。

ゲームスタート時点でのガリアの民はガリア以外に広く存在しており、現代のドイツやバルカン半島にもガリアの部族があったし、ディアドコイ戦争ではエジプト、シリア、トラキアと幅広くガリア人傭兵がいた。スタート時点から遠くないうちにこうしたガリア人はギリシャやアナトリアに殺到し、ガラティアを建国した。

ガリアは多くの地域や部族に分かれている。私たちのデータはギリシャやローマほど詳しくないが、地中海から孤立していたわけでもなく、情報はある。

ほとんどの国家は部族王国としてスタートし、以前ヒスパニアで述べたように、部族連合を形成できるより大きな部族のアイデンティティを持っていることもある。こうした部族王国はすべて集権度がプラスの中央寄りだ。

トランスアルプスのガリア

トランスアルプスのガリアはローマ統治下ではガリア・ナルボネンシスと呼ばれるが、ここはイタリアや地中海にほど近い。数世紀の間、エトルリア人、フェニキア人、ギリシャ人の商人がこの地域で交易しており、紀元前304年頃には多くのギリシャ人交易入植地が沿岸部に広がり、シラクサと緊密な関係があったマッサリアが中心となっていた。トランスアルプスのガリアはアルプスのこちら側で最初に共和政ローマに併合された地域であり、ガロ=ローマ文化が花開いた。

  • Massalia:ガリアでもっとも古く影響力のあるギリシャ人入植地。1つの都市だけではなく、Antipolis、Tauroention、Agathiも支配しているほか、ヒスパニアのEmporion、Hemereskopeionと防衛連盟を組んでいる。Massaliaは強力とは言えず、周辺のガリア人国家と良好な関係を維持できるか、事が起これば傭兵を雇う余裕があるかどうかに浮沈がかかっている。
  • Salluvia:Massaliaを取り囲むガリア人・リグリア人部族王国。
  • Deciatia:小さなリグリア人部族王国。
  • Oxybia:小さなリグリア人部族王国。
  • Vocontia:中規模のガリア人部族王国。南の部族の大半より強力で、ローマ統治下ではローマの同盟者として自治権を有した。
  • Albicia:小さなガリア人部族。
  • Tectosagia:Volcaeの部族王国。アナトリアに略奪に向かい、ガラティアに定住したと考えられている。
  • Sorbonia:Volcaeの部族王国。
  • Arecomicia:Volcaeの中規模部族王国。
  • Rutenia:卑金属や石材の豊富なフランス中央高地の南にある部族王国。
  • Arvernia:ガリア南部でもっとも強力な部族王国。ローマの征服まで地域大国に成長していた。
  • Helvia:小さなケルト人部族王国。貴金属・卑金属が豊富。
  • Allobrogia:大きな部族王国で、ローマ人に敵対し、伝えられるところではハンニバルのアルプス越えに協力した。
  • Segusiavia:小さいが強力な部族王国で、金属が豊富であり、経済も豊か。ローマの征服まではフェニキア人やギリシャ人と交易しており、自前の貨幣を鋳造していた。
  • Caturigia:アルプスの小さな部族王国で、イタリアのガリアとトランスアルプスのガリアの間の重要な抜け道を抑えている。ケルト人とリグリア人の双方が混じり合っている。
  • Ceutronia:アルプスのケルト人部族王国。カエサルもハンニバルもこの土地を通過した。

アクィタニア

ガリア南東部(注:おそらく南西部の間違い)はヒスパニアのヴァスコン人部族と強く結びついている。同様にアクィタニア人も後世のバスク人と関連があると考えられており、ローマ人にピレネー山脈の反対側の住民と習俗や法が近いと評されている。

ゲームスタート時には他のガリアやヒスパニアと同じく同じくらいの国力の多くの部族国家に分かれている。

  • Santonia:塩とワインの輸出が盛んな中規模部族王国。
  • Pictonia:強力な部族王国で、熟練の船大工であり、木材と船の輸出者でもあった。ガリア戦争中のカエサルの支援し、ウェルキンゲトリクスと戦った。
  • Lemovicia:ガリア中央の高地にある部族王国。貴金属が豊かでArverniと同盟している。
  • Andecamulensia:現代のリムーザンに位置する小さな部族王国。Lemoviciと親密な関係にある。
  • Petrocoria:現代のドルドーニュにある小さな部族王国。鉄を輸出している。
  • Nitiobrogia:アクィタニア人部族の北にある小さな部族王国。
  • Aquitanian Tribes:ヒスパニアと同じく多くの部族王国がより大きなアクィタニア人部族のアイデンティティを持っている。どこかが充分に力をつければ強力な部族連合を形成できる。
  • Tarbellia
  • Sibuzatia
  • Bigerrionia
  • Tarusatia
  • Vocatia
  • Cocosatia
  • Viviscia
  • Auscia
  • Consorannia

ケルティカ

ガリア・ケルティカはセーヌ川の東のガリア中部を覆っている。ここはガリアの文化的中心地であり、ガリア連合軍がカエサルに敗れて独立を失ったアレシアがある場所でもある。

  • Parisia:セーヌ川沿いの小さな部族王国で、Lutetiaを首都としており、ここはのちのパリの元になった。Senoniの従属国。
  • Senonia:セーヌ川沿いの大きめの部族王国。ゲーム開始の80年前にブレンヌスが部族を率いてローマを略奪した。
  • Mandubia:要塞化された都市アレシアを中心とした小さな部族王国だが、重要な部族ではなく、近隣部族との友好関係に頼っている。
  • Tricassia:セーヌ川沿いの小さな部族王国で、のちのトロワを首都としている。
  • Lingonia:ガリア東部の経済的文化的中心地にある比較的強力な部族王国。イタリアのLingonesと近い関係にある。鉄工や農業の技術で知られた。
  • Sequania:ソーヌ川沿いの強力な部族王国で、Aeduiの宿敵。80年前のローマ略奪に参加したが、ローマのガリア征服に重要な役割を担った。
  • Aeduia:先祖代々の敵であるSequaniの西に位置する部族王国。
  • Biturigia:他の多くの部族王国と同様、鉄工や石工で知られた部族王国。

アルモリカ

ガリア北東部(注:これも北西部の間違い)、現代のブルターニュを含む地域はアルモリカと呼ばれていた。この地域は経済的文化的にブリテン島と密接な関係を持っており、アルモリカの部族はブリタンニアと近い言葉を話していた。 ガリア・アルモリカの大部分は紀元前304年時点で多くの部族国家に分かれているが、一部はアルモリカの言語と文化が共通しており、大きな部族連合を形成できる可能性がある。

  • Armorican Tribes:アルモリカの多くの部族国家は大きなアルモリカ人部族のアイデンティティを持っており、これはこの地域を統一できれば他部族を包含するものだ。こうした部族はブリタンニアと親密な関係にある。
  • Redonia
  • Venellia
  • Osismia
  • Venetia
  • Curiosolita
  • Diablintia
  • Lexovia
  • Eburovicia
  • Namnetia:ロワール川沿いの当時はNamnetumと呼ばれていた現在のナントを首都とする小さな部族王国。金属に恵まれるとともにイギリス海峡周辺の交易圏の一部でもあった。
  • Aulercia:小さな部族王国。
  • Carnutia:中規模の強力な部族王国。近隣のBelgae Remiの従属国になっている。
  • Esuvia:現代のノルマンディにある無名の部族王国。

ベルギカ

ベルギカはガリアの北の端で、現代のフランス北部から低地諸国を含む。ゲルマン人やPretani(注:ガリア語でブリテン人を指す語)の土地と習俗、ヒト、モノのやり取りがあった。

カエサルはベルギカの人間はガリアでもっとも勇敢で危険だと評している。ベルガエ人もガリア人と同じく他地域に移住し、ゲームの期間中にはブリタンニアに定住した。

  • Treveria:強力な部族王国で、ガリア戦争では特に騎兵の強力さで名を挙げた。
  • Remia:Durocortumを首都とする強力な部族王国で、広い地域に影響力を持ち、遠くケルト人のガリアにも従属国を持つ。
  • Belgae Tribes:ガリア・ベルギカの多くの部族国家はより大きな部族のアイデンティティを持っており、ベルガエ人部族のひとつがこの部族を統一できるほど強力になれば部族連合を形成できる。
  • Menapia
  • Eburonia
  • Morinia
  • Viromanduia
  • Nervia
  • Aduatucia
  • Cugernia
  • Suessionia
  • Bellovacia
  • Ambiania
  • Caletia

アルメニア

アルメニアはディアドコイからはほとんど放置されている。紀元前304年時点でこの王国を治めているオロンテス朝は、アケメネス朝やその後のアレクサンドロスの帝国でサトラップとなっていた王たちと同列だった。

アルメニアは高山と肥沃な谷のある地域で、谷はよい放牧地となり、この山がちな国が騎兵で知られる理由のひとつとなっている。ここは東西の文物が交錯する土地であり、ローマ・パルティア間の最前線になった際には戦略的に極めて重要な地域にもなった。

  • Armenia:紀元前304年時点で、アルメニア王国は自らの運命を選べるいい立場にある。南の巨大なギリシャ人帝国は注意を払う余裕がない。さらにアルメニア王国は拡張に最適の機会もある。宮廷にいる前のカッパドキアのサトラップは彼の王国を取り返そうと躍起になっている。南東のAtropateneには保護者がいない。北のコーカサス人王国も拡張に適している。しかし、ひとたびディアドコイ戦争が決着すれば拡張の機会は閉ざされ、ディアドコイ戦争の勝者はアルメニア高地を奪還しようとするだろう。

黒海北岸

ポントスステップと黒海がかち合うこの地域では、長らくスキタイ人王国が主な勢力だった。長い時間をかけてできた多くのギリシャ人交易地があり、小麦や奴隷と引き換えにスキタイに富をもたらした。

タウリカ半島(現代のクリミア)ではボスポロス王国がギリシャ語とヘレニズム的アイデンティティを持つようになっていた。その国民は文化的に入り混じり、王国はアテネへの穀物の輸出に大きく偏重するようになっていった。

  • Scythia:ステップと黒海の間にあるこの国は理論的には際限なく拡張できるが、ステップはすぐに儲かるわけではない。この国は数世紀に渡ってこの地域の有力部族の立場を確固たるものにしてきたが、すぐに東方のサルマティア人の挑戦を受けることになる。
  • Olbia:黒海西部沿岸のギリシャ人交易都市国家。数百年前に建設され、Scythiaと交易関係を持つ。
  • Tyras:小さなギリシャ人交易入植地。
  • Bosporan Kingdom:スパルトコス朝の王子同士による近年の内紛は終わりを迎え、新たに王位に就いたスパルトコスはすぐに南のディアドコイと同じバシレウスを名乗った。
  • Chersonesus:クリミア半島西部のギリシャ人都市同盟。
  • Maeotia:アゾフ海東端の部族連合で、頻繁にBosporan Kingdomの従属国になっている。
  • Sarmatia:部族首長国で、集権度が低く多くの部族民を抱えた状態でスタートし、この地域のスキタイの支配を覆そうとしている。
  • Zygia:Sindicanの部族王国。スキタイとヘレニズムの双方から強く影響を受けており、海賊の本拠でもある。
  • Heniochia:Bosporan kingdomの従属部族王国で、史実ではZygia同様、黒海海賊の本拠となっていた。

コーカシア

鉱物資源が豊富なコーカサスは重要な地域だが遠い。アルメニアと同じくコーカサス西部は山谷がある地形で、交通を管理されているよく守られた抜け道が多くある。それ以外にこの地域は鉄と金が豊富だ。

  • Colchis:現代のジョージア西部にある古い地元民の王国。以前はアケメネス朝の一部だったが、今では数十年間独立を保っている。
  • Phasis:小さなギリシャ人交易同盟。豊かな国だが、Colchisとの友好関係に興亡がかかっている。
  • Iberia:謎に包まれたAzo of Iberiaに治められている貴族君主国。アケメネス朝とその後のアレクサンドロス帝国の従属国だったが、現在は独立している。にもかかわらず、非常に安定しているわけではない。他のコーカサスの王国同様、防衛的立場を取っており、西、北、南に抜ける抜け道を支配しているが、東のアルバニア部族との面倒事が多く長い国境線も抱えている。
  • Albania:ゲームスタート時点でのカフカス・アルバニアは統一された国家ではなく部族のいる地域であり、騎兵と戦士で知られていた。
  • Legia:小さな部族王国。
  • Siracia:Bosporan kingdomの内戦に加担した部族王国。
  • Sindica:小さな部族首長国。

ゲームスタート時点でのゲルマニア北部はすべての国家が部族首長国で、集権度も-50%前後でスタートする。つまり移住が可能であるだけでなく相当効率的でもある。

紀元前304年のゲルマニアはImperatorのマップでも特に史料の少ない地域だ。そのため、推定が多くなっている。私たちの目標はこの地域に最高の歴史的感覚をもたらすことにあり、ゲーム中では移住もできるし、特筆すべき部族でプレイできるようにもしてある。

他の部族地域と同じく、ゲルマニアではSuebiaやSaxoniaのような建国可能国家がある。

ゲルマニア西部

ゲルマニア北部でもガリアに近いこの地域はよくヤストルフ文化の地域と言われる。ゲームスタート時にはさまざまな部族国家があり、後に一部は遠く離れた土地で見かけられることになる。マッシリアのピュテアスが記述を残しているが、ゲームスタート時点での正確性について私たちが言えるのは、この地域がさまざまなことが起こったダイナミックな土地だったということだけだ。

  • Frisia:中規模の部族首長国。南と西に拡大してローマ帝国と接触した。
  • Angrivaria:小さな部族首長国。ローマ帝国時代まで生き残った。
  • Cheruscia:ゲーム期間終了後すぐの紀元9年にトイトブルク森の戦いでローマ軍司令官ウァルスを撃退したことで知られる部族首長国。
  • Chaucia:ゲルマン人部族首長国。Cherusciaと同じくゲームスタート後広く名を知られた。
  • Fosia:Cherusciaの小さくやや貧しい隣国。
  • Marcommania:現代のボヘミア南部に移住する強力な部族首長国。
  • Langobardia:のちにずっと南に移住する部族首長国。
  • Reudigna:小さな部族首長国。
  • Anglia:数百年後にイギリス諸島に移住する小さな部族首長国。
  • Aviones:現代のフリジア北部に位置するユトランドの部族。
  • Eudosia:後にジュート人と呼ばれる部族首長国。
  • Teutonia:キンブリ人とともに共和政ローマを破ってイタリアに進入した部族首長国。
  • Cimbria:紀元前100年ごろにテウトニ人とともにローマと戦ったが、スタート時点では他のユトランド部族と同じくローマや他の地中海国家とは遠く離れている。

バルト海側のゲルマニア

ヤストルフ文化の東端地域は地中海からもっとも遠いゲルマニアであり、多くの文化がある。地域の政治についてはほとんどわからないが、ゲルマニア西部と同様に多くの部族に分かれ、その中には後に名を知られるヴァンダル族、ゴート族、スエビ族などの萌芽が見られる。琥珀が豊富な地域でもある。

  • Varinia:現代のメクレンブルク・ポメラニアに位置する確固たるゲルマン人部族。
  • Semnonia:スエビ人部族首長国。
  • Rugia:スカンジナビア北部にルーツがあると思われる小さな部族首長国。
  • Lugia:よく後のヴァンダル族とみなされる。ゲームスタート時点ではやや強力な部族首長国。
  • Lemovia:LugiaやRugiaと関係の深い小さな部族首長国。
  • Bastarnia:現代のポーランドにある強力な部族首長国。南に移住し、カルパチアで共和政ローマと衝突した。
  • Gothonia:現代のポメレリアにある小さな部族首長国。将来のゴート族の源流のひとつと考えられている。
  • Sciria:小さな部族首長国。
  • Aestuia:バルト人部族首長国で、ゲームスタート時点でバルト文化を持つ唯一のプレイ可能国家。
  • スカンディナヴィアも紀元前304年になにがあったかということについては確かなことが言いにくい。マッシリアのピュテアスによる失われた著作が助けになり、彼は遠方まで旅してトゥーレの地を記述している。
  • よくあることだが、史料がないからと言ってそこになにもなかったというわけではない。スカンディナヴィアの過去に言及している後世の著作者も充分にいる。とは言え、私たちの設定では必要に応じて少しばかり推測もあるし、後世の証言からの推定も充分に使っている。
  • 紀元前304年のスカンディナヴィアは深い森に覆われ、頻繁に厳しい冬に見舞われた。ここ以外の地域に比べると人口は非常に希薄で、政治的にも分断されている。ここにある全ての国家は部族首長制で、集権度が非常に低く、今よりもいい場所に移住するのに理想的だ。移住はここに私たちが配置した部族の多くが史実でも行っており、ときにはバルト海を超え、ときにはさらに遠方に向かった。
  • スタート時点のこの地域は非常にダイナミックで、ある部族が他の部族を征服したり、移住していく部族がいるのは日常茶飯事だ。マップ上では大きく見えるが、実際には住民が非常に少なく、すべての都市で文明度が非常に低い。
  • Herulia:出自が定かでないゲルマン人部族首長国。南下して黒海に向かい、数百年後にローマ帝国の敵として名を残す。
  • Burgundia:南下してローマ帝国の領域内に移住したと思われる部族首長国。
  • Dania:南西のゲームスタート時にヘルール族やブルグント族が支配していた土地に移住するスカンディナヴィア人部族首長国。
  • Leuonia:後にGeatsとして知られる西ゲルマン人部族。スウェーデン建国に関連する人々の祖先のひとつと考えられている。
  • Guthonia:後にeastern Geatsとして知られる部族首長国。一部の人々には後世のゴート族の祖先と考えられている。
  • Suionia:後世のスウェーデン人の祖先と考えられている。
  • Raumaricia:部族首長国。
  • Grania:小さな部族首長国。
  • Aetelrugia:バルト海南岸のRugiansと遠縁にあたるとされる部族首長国。

残り: インディア

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  • 最終更新: 2019/03/31 15:17
  • by svejk